ビザールギターの雄、teiscoによる、 Heit deluxeというモデルのようです。 以下私見と感想です。ご了承ください。 カワイ楽器製にも同じシェイプのものがありますが、ワンピックアップのものはテスコにて販売されていたようです。 詳細は不明ですが1960年代製、マホガニーボディ、マホガニーネックというところまではわかりました。 ショートスケールのCシェイプネックがしっかりと手に馴染む感覚があります。 トラスロッドには余裕があるのが確認できました。 弦高は12Fで1.75mmで調整しています。 お金を掛けて調整が施された形跡があります。 特徴としては ①ヘッドが一度割れた形跡があるが綺麗に繋ぎ合わされている。(繋ぎ目の跡がありますので写真を参考にしてください。) ②フレットはほぼ山が無い状態ですが、擦り合わせが丁寧に行われており、音詰まりがない。 ③アース処理もされており、ガリやノイズが少ない。 ④teiscoではなくkawaiのデカールが貼られている。 見た目に反してとても甘く、まろやかな音が出ます。 敢えて言うならタイトではなくルーズな音といったところでしょうか。弦のテンションを稼いであげないとぷよぷよした感じになる可能性もあります。 しかしセンターワンピックアップなのでいわゆる「太い」音といった感じではなく、独特なエアー感がクセになります。 ガレージロックなど、ファズ系の歪みとの相性がとても良いです。ルックスとしてもバッチリはまると思います。 まさしくジャパンビンテージなので年相応の傷はありますが全体的にみて綺麗な状態を保っていると思います。 オクターブのピッチなど甘い部分もありますが、現在でも全然使用に耐えうる性能があると思います。 このギターにしか出せない音、見た目にグッとくる方に是非使っていただきたいです。 その他質問、値引き交渉があればコメントください。 カラー···サンバースト ボディタイプ···ソリッド